①初心者講習の日程確認
猟銃を所持するために、まず最初に受講するのが『猟銃及び空気銃の取り扱いに関する講習会(初心者講習)』。この講習の開催日程は、お住いの地域によって違いますので、住所地を管轄する警察署の生活安全課に問い合わせるか、各都道府県の警察HPで確認が必要です。当店も把握しておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
②初心者講習の申し込み
受講できそうな日程が決まったら中標津警察署の生活安全課へ申し込みをしましょう。講習の申し込み期限は、開催日の10日前まで。余裕をもって申し込みしましょう。申し込みの際に必要なものは以下の通り。
1、講習手数料6,800円(収入証紙で用意します←警察の窓口で購入できます)
2、本人の証明写真1枚(半年以内に撮影したもの縦3.0×横2.4㎝)
申し込みが終わると、教本『猟銃等取扱読本』がもらえます。講習終了後の試験問題は教本に沿って出題されますので予習してみてください。
③初心者講習を受講
当日の午前中に講習を受け、午後から試験を受けます。試験は50問〇✖方式です。
合格すると『講習修了証明書』(有効期限3年以内)を交付されます。
→装薬銃(火薬を使用する銃のこと)を所持希望の方は④へ。
→空気銃を所持希望の方は⑦へ。
④教習資格認定書の申請(装薬銃の所持希望者のみ)
装薬銃を所持希望の方は、猟銃の正しい取り扱いや基本構造を理解するために『射撃教習』を受けなければいけません。射撃教習を受けるために必要な認定書を交付してもらうための申請をします。講習修了証明者の有効期限内に、証明書をはじめとする必要なものを揃えて、警察署の生活安全課へ申し込みしましょう。必要なものは以下の通り。
2、講習修了証明書(有効期間内のもの)
3、医師診断書(精神科医による)
4、経歴書
5、同居親族書
6、住民票(本籍記載のもの)
7、身分証明書(市町村で交付するもの)
8、本人の証明写真2枚(半年以内に撮影したもの縦3.0×横2.4㎝)
9、申請手数料8,900円(収入証紙で用意します)
教習資格を認定されると『教習資格認定書』(有効期限3か月以内)が交付されます。
⑤射撃教習用装弾の申請(装薬銃の所持希望者のみ)
射撃教習では実弾を使用しますので、実弾を購入するための許可を申請します。教習資格認定書の有効期限内に、警察署の生活安全課へ許可申請してください。必要なものは以下の通り。
2、教習資格認定書(有効期間内のもの)
3、申請手数料2,400円(収入証紙で用意します)
申請が受理されると『猟銃用火薬類等譲受許可証』(有効期限1年間)が交付されます。この許可証を提示することにより、実包を買うことができます。譲受許可証は、射撃教習終了後に返納します。
⑥射撃教習を受講する(装薬銃の所持希望者のみ)
教習資格認定書と猟銃用火薬類等譲受許可証がそろったら、射撃場に射撃教習の予約をしましょう。射撃場によっては、教習日程が決まっていたり、冬期間休業していたりしますので注意が必要です。その際に、自分で用意するもの(特に実包の有無・実包の種類・実包の必要数・教習費用)等の確認をしてください。実包は、射撃場で販売している場合がありますし、当店でも用意しておりますのでご相談ください。
北海道内の射撃場は北海道警察HPで確認できます。
射撃教習ではまず銃の分解・組立の方法、構え方、注意事項など猟銃を扱う上での基本を教わります。射撃教習で借用する銃は、射撃場が用意してくれます。練習の後は試験を行います。試験官の指示に従って進めていけば何の問題ありません。合格すると、いよいよ『教習修了証明書』(有効期限1年間)が交付されます。
⑦銃・ガンロッカーの購入
いよいよ銃の購入です。用途などに合わせて銃を選びましょう。銃が決まりましたら所持許可の申請をしますが、ガンロッカー・装弾ロッカーは申請前に購入し、設置の必要があります。当店は新銃はもちろんお手頃な中古銃も扱っております。ガンロッカーもございますので是非お気軽にご相談ください。
いままでに交付されたものを揃えて警察署の生活安全課へ許可の申請をしましょう。申請の際に必要なものは以下の通り。
2、教習修了証明書
3、講習修了証明書
4、譲渡等承諾書
5、同居親族書※1
6、経歴書※1
7、医師診断書※2
8、身分証明書※1
9、住民票※1
10、本人の証明写真2枚(半年以内に撮影したもの縦3.0×横2.4㎝)
11、申請手数料10,500円(収入証紙で用意します)
※1、教習修了証明書交付から1年以内であれば省略可能
※2、診断書作成から有効期限3か月以内なら教習資格認定の申請時に使用したものを再添付できます。